ペットの毛や粗相の掃除洗濯が大変!
空前のペットームと言われ始めてもう何年経つでしょうか、犬・猫だけに限らず多くのペットが飼われ、テレビ番組やYou Tube等の動画サイトではペットの様子を映した動画が大人気になっています。
ペットというかもう家族の一員。日々の癒やしになっているペットですが、飼っていれば困った事も出てきますね。
それが「ペットの毛」や「ペットのおしっこ」「ペットのしつけ」などの問題です。テレビ番組等で紹介された対処法をまとめました。知りたい情報を目次よりお選び下さい。
ニット服についたペットの毛を簡単に取る裏ワザ
ペットを飼っている人の悩みの1つが服に付着するペットの毛!室内でペットを飼っている人は、黒いニットなんて着れないという人もいますね。
ペットの毛が特に付きやすい服がニット製の服です。ニット服にペットの毛が沢山付いていたら・・どうやって取りますか?
まず思いつくのはガムテープ!
殆どの人がガムテープを手て丸めてペタペタと毛を吸い付けると考えると思います。ところが、その方法では服を傷めてしまっている可能性があるのです。
もっと簡単に、服を傷めることなくプロの裏ワザとは・・
『ペットの毛は手を湿らせて撫でるように取る!』
なんと道具は何も使わず、手を水で湿らせて服の表面を撫でるだけでキレイにペットの毛が取れるのです。手で撫でるだけなので服を傷める心配は一切ありません。
なぜ、それだけでペットの毛が取れるのでしょうか?
実は、ペットの毛が服に付着する原因は静電気なのです。
手を水で濡らすことで、水が静電気をカットしてくれるので、洋服についたペットの毛は全て手の平に食いついてきます。
この時、手をビショビショに濡らす必要はなく、軽く湿らせるだけでOKです。洋服に付いたペットの毛を取る時、是非お試し下さい。
カーペットに付いたペットの毛を簡単に取る方法
絨毯・カーペットについたペットの毛や髪の毛を簡単に取る方法と言えば?
掃除グッズの定番、通称「コロコロ」を思いつく人が多いと思います。
コロコロでも髪の毛やペットの毛はキレイに取れるのですが、粘着力がすぐ弱くなってしまい、汚れたシールを何回も剥がさなければいけません。この煩わしさがコロコロの欠点とも言えますね。
そこで気になるのが、掃除のプロは髪の毛やペットの毛の掃除はどうやっているのか?ということ。
プロ専用の掃除道具があるのかな?と思いきや、もっとお手軽!簡単に手に入るアイテムを使ってコロコロよりも効率よくペットの毛・髪の毛を取ることが出来ます。
そのアイテムとは・・
『ゴム手袋』です!
掃除・水洗いなど色々な場面で重宝するゴム手袋、普段使っているご家庭も多いと思います。
掃除方法はとても簡単で、ゴム手袋を付けてカーペットを軽く擦るだけです。撫でるようのカーペットを擦っていると、あっという間に髪の毛やペットの毛が集まってきます。
これは摩擦力の強いゴムのおかげ、ゴム手袋の代用品で輪ゴムを使う方法もあります。輪ゴムをカーペットの上にバラ撒いて擦る、これで髪の毛をキレイに取る事が出来ます。
ただ、この方法ではカーペットの中にあるホコリ等は取りきれませんね。まずゴム手袋でペットの毛を取り除き、その後、掃除機を掛けるというのがベストだと思います。
カーペットに付いたペットのオシッコのシミをキレイに取る方法
犬・猫を飼っているご家庭なら必ず困っているおしっこジミ!トイレでオシッコするようにしつけていても、粗相しちゃうこと多いですよね。特に犬の場合は、嬉ションというものもあるので困り物です。
カーペットに付いてしまったオシッコは、放っておけば当然シミになりますし、慌てて拭いても汚れを広げてしまうだけ、拭きとってもニオイが気になります。
ソース等の食べこぼしよりも、おしっこジミは手強い汚れと言えます。そんな手強いおしっこジミを簡単キレイに落とす方法があります。
それには、ある強力なアイテムが必要、そのアイテムとは・・
『セスキ炭酸ソーダ水』
セスキ炭酸ソーダは、粉末状で市販されている商品でスーパーやホームセンターなど、重曹の近くに置いてある事が多いです。『セスキ炭酸ソーダ水』は、この粉末状のものを水に溶かしたものです。
水500mlに対して、粉末小さじ1杯の割合で作り、霧吹きに入れて使います。
セスキ炭酸ソーダには、タンパク質を分解させる力があるのでオシッコ汚れを取るには効果テキメンです。さらに、食べこぼしのシミやコーヒーのシミも落とせる優れものです。
【カーペットに着いたペットのオシッコ等のシミを落とす方法】
1.汚れジミに直接セスキ炭酸ソーダ水を吹きかけます。
2.タオル等の吸水性の良い布を当て、手の平で押し当てます。
3.溶け出した汚れが布に移ります。
4.再度、セスキ炭酸ソーダ水を吹きかけて布を押し当てます。
カーペットの汚れは、シミを取ろうとして力をいれて擦ってしまうと、繊維から繊維へシミが移ってしまって、逆に汚れをこびりつかせる事になります。
カーペットのシミは、布を押し付けるようにして汚れを吸収させるのが正解!汚れを分解して浮き上がらせて、布で吸収する。これを何回か繰り返すだけで、カーペットのシミをキレイに取ることが出来ます。
犬・猫 カーペットについたオシッコのニオイを消す方法
ペットのおしっこジミは、汚れだけではなくニオイも気になりますね。セスキ炭酸ソーダ水で汚れは取れてもニオイが残る可能性があります。
カーペットについたペットのオシッコのニオイを消すのに最適なアイテムは
『クエン酸水!』
クエン酸もホームセンターなどで粉末で売られている商品です。『クエン酸水』は、この粉末を水に溶かして作ります。水300mlに対して、粉末小さじ1杯半の割合で作り、霧吹きに入れて使います。
このクエン酸水を掃除が終わったカーペットにシュシュッと掛けて、乾いた布で軽く拭く。これだけで気になるニオイを取ることが出来ます。
オシッコの嫌なニオイの原因は、アルカリ性のアンモニアです。それをクエン酸が中和するので、オシッコのニオイが消えるというわけです。
セスキ炭酸ソーダ水で汚れを落としてから、クエン酸水で消臭!カーペットに着いたペットのおしっこジミの掃除はこれで完璧です。
この方法は「あのニュースで得する人損する人」で家事えもんが紹介していたものです。
カーペットにこぼした酱油をキレイに拭き取る方法
この方法は、ペットのオシッコのシミ取りに応用出来るので紹介します。
「カーペットにしょう油をこぼしてしまった!」付くとシミになっちゃう調味料の代表格とも言える 『しょう油』
うっかりこぼしてしまい、すぐに拭き取ったけどシミが残ってしまった。誰もが経験したことある、しょう油のトラブルですよね。
紹介されたのは、このしょう油の失敗を家庭にある物だけで解決する方法です。洗剤などは使わず、しょう油をキレイに拭き取る事が出来ます。
その方法とは・・
『乾いたタオル+掃除機で汚れを吸い取る!』です。
この方法は、しょう油をこぼした後すぐにやると効果的です。時間が経ったしょう油シミをとる方法ではないのでご了承下さい。
【カーペットにこぼした酱油をキレイにとる方法】
1.こぼしたしょう油の上に水をかけます。
2.その上に乾いたタオルを置きます。
3.タオルの上から掃除機をあてカーペットの水分を吸い取ります。
以上の方法でカーペットに染み込んだしょう油を吸い取る事が出来ます。
※注意
掃除機はアタッチメントを全て外した状態で使い、タオルはしっかり押さえる。水分を吸いすぎると掃除機の故障の原因になる恐れがあるので、ある程度水分を吸ったらタオルを交換して水分を吸いすぎないようにして下さい。
なぜ、この方法でキレイに取れたのでしょうか?
実は、しょう油は水に溶けやすい性質があるので、水をかけると分解されます。その上に乾いたタオルを置けば、それだけでも汚れはタオルに移りますが、それだけではしょう油が取りきれずに残りシミになってしまいます。そこで掃除機!掃除機で吸えば汚れが全てタオルに吸収されるのです。
この方法は、こぼした直後が勝負!しょう油をこぼしてしまった時にこの方法を思い出して素早く掃除して下さい。
カーペットのニオイ、シミ、汚れを落とす究極マシーン
ここまではカーペットの汚れを手作業で落とす方法を紹介してきましたが、もっと素早く簡単に落とす方法は「リンサークリーナー」です。
使い方はとても簡単、カーペットに水を吹き付け汚れを浮き立たせ、それを素早く吸い取って汚れを取ります。こぼした直後に使えば、コーヒーなどの汚れも簡単に落とせてシミになるのを防ぐ事が出来ます。
小さなお子さんやペットの多い家庭なら、子供の食べこぼしやペットの粗相を掃除する機会がかなり多いですよね。何かをこぼしたらリンサークリーナーで即掃除!これでカーペットの汚れ落としらが楽になり、シミになる心配もありません。
ペットのしつけは諦めてはダメ!
犬の噛み癖、吠え癖を治す方法
バイキングで紹介されていた犬の吠えグセ・噛みグセを治す方法です。必要以上に吠えたり、あちこち噛んだりする犬にお悩みの人多いと思います。
この行動をその子の性格だと思って納得してしまってはダメ!
きちんと躾ければ、飼い主の言うことをちゃんと効くお利口さんになります。
まずは『吠えグセのあるワンちゃん』に有効な方法から、吠えてるのを注意しても吠えるのを止めない子やごはんをあげる時に静かに待てない子に有効な方法です。
基本的には、ごはんをあげる前の行動が重要となります。ごはんをあげる時に、おすわりをさせ静かに待てないなら、ごはんをあげない。
こうすることで、ご主人の言うことを聞かないとごはんを貰えないと犬が判断します。1つの服従行動をとらないとごはんがもらえないと教え込むことが重要です。
ごはんが欲しくて、ちょうだいちょうだいと吠えまくる子には次の方法が有効です。
【一口給餌法】
用意するものは、1食分の犬のごはんと、スプーン、空の容器です。
1.犬の前に空の器だけを置きます。
2.「おすわり」等の声をかけ、静止したら「OK」と声をかけます。
3.「OK」の後、スプーンで犬のごはんを掬い、1口分だけ空の容器に入れます。
4.犬は食べ終わったら、もっとちょうだいと要求してきますが、それは無視。
5.犬が座りかけたら「おすわり!」等の声を掛けてあげましょう。
6.その声を守り、おすわりしたら「OK」と褒め、ごはんを1口あげましょう。
この方法が基本になります。
犬がごはんを欲しがって吠えまくっても、それに応えてはいけません。吠えたり、脚元に擦り寄ってきたりしても、それは無視しましょう。
お皿の前で自らおすわりして、ごはんを待つ姿勢をとったら「OK」と犬を褒める。褒めてからごはんをあげる、これを繰り返せば吠えグセは治ります。
番組で躾けられていた犬は、1週間程度でおとなしい良い子になりました。
『犬の噛み癖を直す方法』
部屋の家具などあちこち噛んでしまう犬、これに困ってる人も多いと思います。この行動は、犬のイタズラなどではなく破壊行動。なぜ破壊行動を起こすのかというと、その原因は犬のストレスです。
あちこちを噛む犬は、ストレスがあるよと飼い主にメッセージを出している状態、そのストレスを解消してあげないと噛みグセは治りません。
『犬を1頭だけ飼っている場合』
一人ぼっち、さびしい、お留守番、辛いという分離不安がストレスになります。
『犬を数頭飼っている場合』
犬が数頭いれば分離不安はなくなりストレスにならないはずですが、飼っている数頭に噛みグセがあるようならば、犬のジェラシーが原因。
これを解決するには、飼っている犬の順位を決めてあげる事が有効です。最初に飼った犬が一番偉いんだよと他の犬達に分からせる事が重要です。
飼い始めた時期が古い順にごはんをあげるなどの行動をしていけば、その家での上下関係が決まっていくので、犬のジェラシーも減っていきます。
この上下関係が築けるまでの間は『香水スプレー』を使います。
【香水スプレーの作り方】
・霧吹きに水150ccを入れ、そこに好きな香水を10回吹きかけます。(簡単にいえば、香水をめちゃくちゃ薄めたものですね)
この香水スプレーを、よくかじる場所や、かじられたくない場所に吹きかけます。犬は香水のニオイが好きじゃないので、そこには近寄らなくなります。
人には良いニオイなので、部屋が良いニオイになり一石二鳥です。香水スプレーは効果テキメンなので、いますぐ試せる方法です。ワンちゃんの噛みグセにお悩みの方は是非お試し下さい。
ただし、犬には噛みたい欲求があるので、それまで抑えるのはよくありません。専用の噛めるものはちゃんと用意してあげて下さい。
【編集後記】
犬・猫を飼っている人が困る「ペットの抜け毛」「ペットのおしっこ」「犬のしつけ」を記事にしました。我が家では猫を飼っていて、おしっこの粗相があった時にはこの方法で掃除してます。セスキ⇒タオル&掃除機⇒クエン酸、これで完璧です。