テレビ番組で紹介された「美味しい鶏の唐揚げの作り方」をまとめました。「鶏のから揚げ」は、居酒屋、定食、お弁当、と大人気のおかずの1つですね。
鶏肉を揚げるだけのシンプルな料理に思えますが、お弁当の唐揚げは冷めてて味が落ちますし、晩ごはんのおかずの唐揚げがカラっと揚がらなかった等の失敗もあるようです。
紹介された唐揚げの作り方は、唐揚げの不満を解決出来るものばかり、知りたい情報を目次よりお選び下さい。
- 時間が経っても美味しいからあげの作り方
- 安い鶏肉で美味しいから揚げを作る方法
- パサパサする鶏のむね肉を柔らかく美味しくする切り方
- 鶏のから揚げをカラッと上手に揚げるコツ!
- 木村祐一(キム兄)オススメのお店のから揚げレシピ
時間が経っても美味しいからあげの作り方
子どもが好きなお弁当のおかずランキング1位は「からあげ」です。
しかし、出来たては衣サクサクで美味しいからあげも冷めると衣が油を吸ってベチャベチャになってしまいますね。
お弁当のから揚げは、そういうものという意見もありますが、冷めても衣サクサク、お弁当に入れても大丈夫な作り方を紹介
冷めてもサクサクなからあげを作るコツは・・
『たまごゴハンをつける!』です。
下味を付けた鶏肉に小麦粉か片栗粉をつけて揚げるのが一般的な作り方ですが、冷めてもサクサクにするコツは、卵ご飯をつけること。
卵ご飯といっても、普通に食べるよりも卵多めの卵ごはんを使います。
【冷めてもサクサクな からあげの作り方】
1.鶏肉に下味をつける
2.卵を多めの卵ご飯を作り、鶏肉をくぐらせる
3.小麦粉をまぶす
4.いつもと同じように揚げる
これで冷めてもサクサクなからあげが出来上がります。その理由は2つ!
・鶏肉から出る脂を卵がコーティングして防いでくれる
・ご飯を揚げると中に空洞が出来るのでサクサクの衣になる
お弁当用のから揚げの作り方ですが、揚げ立てもサクサクで美味しくいただけます。いつもの作り方に「たまごゴハンをくぐらせる」という行程を足すだけですので是非お試し下さい。
この方法は「世界一受けたい授業」で紹介されました。
安い鶏肉で美味しいから揚げを作る方法
外国産鶏肉を国産高級鶏肉のように変身させるテクニック
スーパー等で売られている安い鶏肉は、だいたい外国産のものが多いですね。外国産鶏肉が美味しくないわけではないですが、やはり、国産の高級地鶏の肉と比べると雲泥の差があります。
今回、トリックシェフ(川越シェフ)が紹介した方法は、安い鶏肉を使い、高級鶏肉のような美味しいから揚げを作る方法です。固くてパサパサな鶏肉を美味しく変身させる裏ワザとは・・
『ヨーグルトを塗って10分待つ!』です!
安い鶏肉を柔らかくジューシーに変身させる秘訣は、ヨーグルト!
【安い鶏肉で美味しい唐揚げを作る方法】
1.ヨーグルト(無糖)を鶏肉にまんべんなく塗り、そのまま10分間待ちます。
2.10分経ったら、水でヨーグルトを軽く洗い流します。
3.食べやすい大きさに切り、唐揚げ粉をつけて揚げます。
“なぜ、ヨーグルトに漬けると美味しくなるの?”
乳酸菌には、肉の繊維を分解し固い肉質を柔らかくする効果があります。さらに、ヨーグルトが浸透する事で脂肪分や水分量が増えジューシーに!ヨーグルトは肉の臭みもとってくれるので、美味しさが倍増するわけです。
この方法は「トリックハンター」で紹介されました。
パサパサする鶏のむね肉を柔らかく美味しくする切り方
安い肉の代名詞とも言える「鶏のむね肉」は、クックパッドの節約に活用したいランキングの第3位に入る食材です。しかしながら、鶏むね肉は食感がパサパサして料理に使いにくいという声も
そんな鶏むね肉も一工夫でフワッフワの食感に大変身します。その方法とは・・
『鶏のむね肉は繊維を断ち切ると柔らかくなる』
牛肉は、叩いたりして柔らかくすることが出来ますが、鶏肉は水分が多く含まれていて、叩くとその水分が流れてしまいます。よって、鶏肉ではこの方法は使えません。
鶏のむね肉をよ~~く見ると、肉の繊維が走っていることが分かります。この繊維を断ち切る事でパサついた食感が無くなり柔らかくなります!
【鶏むね肉を柔らかくする切り方】
1.買ってきた鶏のむね肉、切る前に肉の繊維をよく見て下さい。
2.繊維の流れを見ると、流れる方向が違うことが分かります。
3.流れが変わる境目があるので、そこで肉を分割します(大体3分割になる)
4.切り分けたお肉は、それぞれ繊維を垂直に断ち切るように切ります。
こうすることで肉の繊維1本1本が短くなり、パサパサした食感が無くなります。上記の説明では分かりにくいという方は、クックパッドの解説を見ると分かりやすいです。
たったこれだけの事ですが、調理後の見た目で違いが分かります。普通に切って焼いただけの鶏むね肉はパッサパサ、いつもの食感です。繊維を断ち切った鶏むね肉は、一口でその違いが分かります。
この切り方で作った鶏のから揚げは柔らかくジューシーに出来上がります。安い鶏肉で美味しいから揚げ!是非お試し下さい!
この方法は「あのニュースで得する人損する人」などのテレビ番組で紹介されました。
鶏のから揚げをカラッと上手に揚げるコツ!
鶏のからあげ専門店「もり山」の揚げ方です。このお店の秘密は、秘伝のにんにくダレに漬け込む事!コレは真似できませんが・・
から揚げの揚げ方にもコダワリがあるそうです。 これは真似出来そう!
【美味しい唐揚げの揚げ方】
・180℃の油で4分半揚げる(ここは普通ですね)
・お肉をかき回しながら揚げる(ここがポイント!)
揚げ物ざるを使い、お肉をすくっては入れてかき混ぜながら揚げる。こうして空気に触れさせることで、二度揚げと同じ効果が得られるそうです。衣はカリッと中はジューシーな唐揚げに仕上がります。※かき混ぜる時、ヤケド注意!
家で作る揚げ物は、菜箸を使うことが多いと思いますが、ざるを使ったほうが失敗なくカラっと揚げられます。
木村祐一(キム兄)オススメのお店のから揚げレシピ
美味しいから揚げを出す中華料理のお店の人に、どうやって作るか聞いたところ、「ビックリするよ~ 何にも入れないから」と言われ教えてもらったレシピ、ホントに何も入れないシンプルな作り方でビックリしたという。
塩・胡椒やニンニク等を入れる作り方は、鶏本来の旨味を邪魔してしまうのかもしれないとのこと。
【木村祐一オススメからあげレシピ】 ※4人前
・鶏肉(もも) 500g (肉はムネ肉やササミでも良い)
・酒 小さじ4杯
・しょう油 小さじ4杯
・生姜のおろし汁 大さじ2杯
・旨味調味料 適量
・片栗粉 大さじ6杯
【作り方】
① 香りを出すため生姜は皮ごと擦る
② ボウルに鶏肉を入れ、生姜のおろし汁・旨味調味料・お酒・醤油を加える
③ 片栗粉をまぶして混ぜる、これでうま味をコーティング
④ この状態で5分間置く
⑤ まずは低温の油でじっくり揚げる
⑥ ほんのりキツネ色になったら一度取り出す
⑦ 余熱を利用して中まで火を通す
⑧ 高温の油でサッと上げ、表面をカリッと仕上げる
⑨ 盛り付けて完成 食べる時にお好みで塩等をつけると良い
キム兄オススメのから揚げを作ってみて、確かに美味しかったのですが、揚げるのに中々手間がかかりました。揚げ物ザルを使ったやり方のほうが簡単に美味しく出来ます。
【編集後記】
唐揚に関する5つの情報を記事にしました。鶏の唐揚げはもも肉派とむね肉派に別れますよね、もも肉のほうが柔らかくジューシーですが、むね肉も記事にした切り方をすれば柔らかいから揚げが出来ます。ちょっぴりヘルシーで安い我が家はむね肉派です。