掃除の中でもやっかいとされているのが「ガラス」と「鏡」の掃除です。鏡はガラスを加工して作られた物ですから、この2つの性質は同じで、やっかいなのは「ガラスの掃除」という事になります。
例えば「お風呂場の鏡」白いうろこ状の汚れはスポンジで擦ったくらいでは落ちませんし、「ガラステーブル」は手垢や指紋の跡が付き汚れが目立ちやすいうえに水拭きした跡が残り、水拭きした後にすぐ乾拭きが必要な面倒な代物です。
この記事は、テレビ番組等で紹介されたガラスと鏡の掃除のコツをまとめたものです。知りたい情報を目次よりお選び下さい。
- ガラステーブルの掃除にはコレ!パストリーゼ77
- 窓ガラスの汚れをスッキリ落とす!?ミカンの皮活用法
- 窓ガラスの結露を防ぐ方法 プロのテクニック
- お風呂の鏡 白く曇ったウロコ状の汚れを落とす方法
- すぐ曇る お風呂場の鏡の曇りをとる方法
ガラステーブルの掃除にはコレ!パストリーゼ77
ガラステーブルを普通に水拭きしただけでは、その拭き跡が残る時があります。キレイにするには水拭きした後すぐに乾拭きとかなり面倒です。
その煩わしさを解決してくれる掃除グッズが「パストリーゼ77」です。
「パストリーゼ77」は、元々洋酒を扱っていた酒造メーカーが作ったもので度数77%のアルコール分を含んでいる為、揮発性が良く拭いたそばから蒸発します。その為、掛けて吹くだけでピッカピカのガラステーブルになります。
“パストリーゼ77は、ココがスゴイ!”
・環境にもやさしい⇒ 食品に掛けても良い程の安全性
・食品の保存&防カビにも使える
・除菌&抗菌の効果も⇒手に掛ければインフルエンザ等の予防等になる。
【その威力を実践】
パストリーゼ77をガラステーブルに噴きかけ布巾でゴシゴシ、すると拭いた場所じゃシャーッと蒸発していき拭き跡がまったく残らない!ガラステーブルに付くとすごく気になる指紋もキレイに取れてピカピカに仕上がります。
・グラスなどの汚れにも使える!
口に入れても大丈夫なものなのでグラスの汚れ落としにも使えます。やっぱりグラスはピカピカのものを使いたいですよね。特にワイングラス!自分でワイン飲む時も気持ちがいいし、お客様に出す時もピカピカのほうが喜ばれるはずです。
パストリーゼ77は、アメトーーク掃除大好き芸人で今田耕司さんが紹介した掃除アイテムです。Amazonや楽天市場でも購入可能です。
窓ガラスの汚れをスッキリ落とす!?ミカンの皮活用法
窓ガラスの汚れと言えば、砂ボコリや手の脂などかなりしつこい汚ればかりですが、その汚れがミカンの皮でキレイに落ちるというのです。
しつこい汚れを落とす為に洗剤を吹きかけて拭くと、拭き跡が残るしかなり大変な作業ですよね。そんなしつこい汚れも簡単に落ちる、ミカンの皮活用方法とは・・
『ミカンの皮を煮て、その煮汁を吹き付ける』
ミカンの皮で直接窓ガラスを拭くわけではありません。「ミカンの皮の煮汁」これが洗剤の代わりになるというわけです。ミカンを食べたら、皮は捨てずに取っておきましょう。
作り方は簡単
1.ミカンの皮を水で煮る。
2.ある程度煮たら、皮を取り除き冷ます。
3.冷ました煮汁を霧吹きに入れる。
これで準備OKです。
この煮汁を乾いた布に吹きかけて窓ガラスを吹くと汚れがキレイに落ちます。汚れが落ちるだけでなく、吹き跡も残りません。
窓ガラスだけでなく、この煮汁は脂汚れを取るので床掃除にも使えます。ただし、床の材質によってはシミになる事があるので注意して下さい!
この方法は、あくまでも“代用品を使ったやり方”です。紹介していたテレビ番組は、ミカンの皮を使えば、窓ガラスがキレイになりますよと教えただけで、ミカンの煮汁のほうがキレイになるワケではありません。
窓ガラスを掃除する為にミカンを買いに行くのは本末転倒、無駄遣いになります。ミカンの皮の再利用方法の1つとして覚えておくと役に立つ時があるかもしれませんね。
窓ガラスの結露を防ぐ方法 プロのテクニック
寒さが厳しくなる時期に発生する窓ガラスの結露。窓ガラスに水滴が付きカーテンが濡れたり窓の下に水が溜まってしまいます。濡れたままにするとカビの原因になりますし、結露が付くたびに窓を拭くのは大変です。
そんな煩わしい窓ガラスの結露ですが、結露が付かないようにするプロのテクニックがあります。その方法とは・・
『食器用洗剤で窓ガラスを拭く』です!
結露を防ぐのにプロが使うのは“食器用洗剤”一言で食器用洗剤と言っても色々タイプがありますが、プロが使っていた食器用洗剤は昔からあるタイプの洗剤でした。ママレモンとかチャーミーグリーンと言えば分かるでしょうか。
【窓ガラスの結露を防ぐ方法】
1.水1カップに対して大さじ1杯強の食器用洗剤を入れて混ぜます。
2.これを雑巾につけて、窓ガラスを拭きます。
3.その後、乾いた雑巾で泡を軽く拭き取ります。
洗剤で拭いたところは一晩経っても結露が出来ません!
『なぜ、食器用洗剤で結露が防げるのでしょうか?』
お掃除のプロによると・・結露は、部屋の空気に含まれる水蒸気が窓ガラスに冷やされ水滴になり、表面張力で窓ガラスにぶら下がっているような状態なのです。
表面張力というのは、コップに水を一杯まで入れても中々こぼれないアレです。水は丸くなりなり1つにまとまろうとする力を持っています。
食器用洗剤には界面活性剤が含まれています。この界面活性剤の働きで表面張力をなくすことが出来るのです。つまり、食器用洗剤で拭いた窓ガラスには水滴が出来ないというわけです。
窓ガラスに付いた部屋の中の水蒸気は、水滴にならず薄い膜になります。薄く濡れるだけなので乾きが早くなり、結露せず蒸発してしまうのです。
“ただし、この効果は約5日間しかもちません!”
完璧に結露を防げる素晴らしい方法なのですが、効果は5日間しかありません。5日おきに部屋の窓ガラスを全部拭くのは、ちょっと面倒ですよね。それでも効果は抜群ですので、大事なお客さんが来る時などにお試しください。
この方法は「この差って何ですか?」で紹介されました。
お風呂の鏡 白く曇ったウロコ状の汚れを落とす方法
白く曇ったような汚れの主な原因は水垢です。
お風呂で体や髪を洗った時に飛び散った泡や水、これらの汚れが鏡が曇る主な原因、これらの汚れのせいで、鏡が白く曇ったり、ウロコ状の白い跡が鏡に残ります。
この汚れは洗剤等で洗ったくらいでは落ちません!この汚れに頭を悩ませている人も多く、汚れたまま使っている人も多いはずです。
『汚れの原因は水垢! 擦り落とすしかない!』
洗っても落ちない白い汚れや、ウロコのような水の跡は擦るしかありません。
【ウロコ落としに必要な物】
・クリームクレンザー
・デニム記事の切れ端
※粉タイプのクレンザーを使うと鏡に傷がついてしまう可能性があるので注意!
軽い汚れならデニム生地で擦るだけで汚れがとれるかも、ヒドイ汚れの時はキッチン用品で使うクリームクレンザーをつけて磨きます。掃除の時によく使うスポンジにつけて磨くとクレンザーがスポンジの目に入ってしまうのでデニム生地につけて磨くのが最適です。
この方法は「アルバの閃き」などのテレビ番組で紹介されました。
これでダメなら『茂木和哉』
水垢落とし専用の洗剤が発売され、特に評価の高い洗剤の名前が「茂木和哉」です。変わった名前ですが、開発者の名前をそのまま洗剤名にしたんだとか。クリームクレンザーではどうやっても落ちないという場合は、茂木和哉をお試し下さい。
すぐ曇る お風呂場の鏡の曇りをとる方法
お風呂場で困る事の1つに『鏡がすぐ曇ってしまう』があります。いざ使おうと覗くと曇っている、曇りを取ってもシャワーの後見るとまた曇ってる!
と、すぐに曇って使い物にならないって経験あると思います。この困った鏡の問題の解決方法を紹介
『鏡の曇りはシャンプーでスッキリとれる!』
曇っている鏡は拭いたりしなくてもシャンプーの泡でキレイに取れます。
【鏡の曇りを簡単に取る方法】
① いつも通り普通にシャンプーします。
② この時に出来た泡を洗い流さずに、鏡の上部にくっつけます。
③ 泡が自然に下に流れて行き、みるみる鏡がキレイになっていきます。
この方法でキレイになった鏡は、しばらくはその状態をキープ!一般的な広さのお風呂であれば約30分曇らないとのこと。ボディーソープや石鹸の泡でも同じ効果が得られます。
『なぜ、鏡は曇らなくなったのでしょうか?』
鏡が曇る原因は、鏡と浴室の温度差から発生する結露にあります。つまり、小さな水滴がたくさん付いた状態になっているということ、そこに泡を流す事で泡が水滴同士を結びつけ結露がなくなったというわけです。
※ただし、水垢の原因になるのでお風呂を出る時はキレイに水で流しましょう
この方法は「その手があったか!」などのテレビ番組で紹介されました。
【編集後記】
「ガラス」と「鏡」の掃除方法5つを記事にしました。ガラステーブルや窓ガラスは拭き取りが大変で手間のかかる掃除、鏡はお風呂場で使う鏡が特に汚れやすく白い水垢に困ってる人も多いみたいです。掃除って大変ですがキレイになると気持ちの良いもの、簡単に出来ればさらに良いですね。