料理のリカバリー術をまとめました。この情報はすべてテレビ番組で言われていたもので、古い情報も含まれています。その当時は常識でも今では間違っているという場合もあります。ご注意ください。
料理をしている時の失敗、誰もが経験あると思います。甘くし過ぎた!水を入れ過ぎた!調味料がない!などなど、そんな時に役立つ方法5選です。目次をご覧ください。
- 肉じゃが等の煮物料理が甘くなり過ぎた時のリカバリー術
- お味噌汁のダシが無い!そんな時の代用品はコレ!
- カレーが水っぽくなってしまった時のリカバリー術
- しなびたコロッケや天ぷらをサクサクにするリカバリー術
- カチカチになった砂糖をサラサラに戻すリカバリー術
肉じゃが等の煮物料理が甘くなり過ぎた時のリカバリー術
「砂糖入れ過ぎた! 甘過ぎる!」
肉じゃが等の煮物料理の時にやってしまう失敗の1つがコレ 経験ありませんか?
肉じゃがで一度入ってしまった甘みはなかなかとれませんよね、お醤油を入れてみたり、塩を加えてみたり、水で薄めてみたり
甘みをとるために料理全体の味のバランスを崩してしまうこともあります、こんな時に入れると良いと言われている調味料は・・・
タバスコです!
肉じゃがに“タバスコを数滴落とすだけ”これで甘みを抑える事が出来ます。数滴入れるだけで良いので全体の味のバランスも大きく崩れることもありません。
この方法は、テレビ番組「世界一受けたい授業」などで紹介された方法です。
昔から言われている、料理の「さ・し・す・せ・そ」料理の味付けは、この順番に入れないとちゃんと味が入らないよという格言みたいなものがありますよね。
「さ」は、砂糖
「し」は、塩
「す」は、お酢
「せ」は、しょう油
「そ」は、味噌
砂糖が一番材料に染み込みにくくて、塩やしょう油を入れてからでは甘みがつきにくい。
また酢・しょうゆ・味噌を後にいれるのは、それぞれの香りを飛ばさないためなど
この順番で入れないといけない根拠は色々あるそうです。
偶然にもタバスコの「た」は、五十音順で「そ」の次です。まさに調味料の最後の手段が「タバスコ」なのかもしれませんね(笑)
煮物料理が甘くなり過ぎた時、ぜひお試し下さい。
お味噌汁のダシが無い!そんな時の代用品はコレ!
あれ~ダシの素の買い置きもう無かったっけ~?使おうと思った調味料が無かったという経験あると思います。
多めに買い置きするか、まめにチェックしていれば・・ と、そんな事を後悔していても仕方ありません。
必要な調味料が無いなら、その代用品を知っていると役に立ちます。
その代用品は、どこの家庭にも大体置いてある調味料で、こんなの入れて大丈夫なの?と思っちゃうものです。その代用品とは・・
トマトケチャップ です!
完熟したトマトにはグルタミン産といううまみ成分が含まれています。ということは・・トマトケチャップはうまみ成分が凝縮されたようなもの!
水に溶かせば、ダシの代わりとして使えます。
“水500mlに対してトマトケチャップ10g”が目安
1.水500mlに対してトマトケチャップを10g入れて加熱
2.具を煮て、味噌を溶かせば完成!
ダシを切らしてしまった時、キャンプ等でダシを忘れてしまった時、トマトケチャップがあればダシの代わりになるので覚えておけば役に立つと思います。
この方法は、テレビ番組「世界一受けたい授業」などで紹介された方法です。実際やってみた感想としては、やはりダシの素には敵わないなというもの、確かに旨味成分は出ていると思います。でも期待しているダシの味とは違いました。
カレーが水っぽくなってしまった時のリカバリー術
「カレーが水っぽくなってしまった!」
カレールゥと水の分量を間違って水っぽいカレーになってしまった!
二日目のカレーを温めなおす時に水を入れすぎて水っぽくなってしまった!
というカレーの失敗、経験ありませんか?
カレーが水っぽくなってしまっても、カレールゥを足したり、気長に煮込んでいればとろみが出てくる場合もありますが、二日目の失敗だとルゥは全部使い切ってる可能性大だし、煮込んでる時間がない時もあります。
最近はスープカレーも流行ってきていますが、それとは別物・・ご飯に合うカレーはとろみがなくては!そんな時に使えるリカバリー術です。リカバリーに必要な物は・・
じゃがいも です!
カレーが水っぽくなってしまった時は、じゃがいもをすりおろして、カレーに加えればとろみが復活します!
すりおろしたジャガイモを入れて加熱⇒ジャガイモのデンプンがとろみを生むという訳です。
じゃがいもは袋入りのもおんを買うので、カレーを作っても1個あ2個は余ると思います。
カレールゥを使い切ってもう無い場合や新しいルゥを開けるのも勿体ない、そんな時はこの方法、すりおろしたジャガイモを加えて煮込みましょう。
しなびたコロッケや天ぷらをサクサクにするリカバリー術
サクサクのコロッケも時間が経てばフニャフニャに
惣菜の定番のコロッケは、揚げたてはサクサクしていますが、時間が経つと衣がしなびてフニャフニャになってしまいます。
それが当たり前でその状態で我慢して食べる人も多いと思います。ところが、とても簡単な方法で衣をサクサクにする方法があるのです。
二度揚げするわけではないので、カロリーが増える心配もありません。その方法とは・・
水を霧吹きして、オーブントースターで焼くです!
しなびたコロッケは、水を霧吹きしてオーブンで焼けばサクサクに復活します。この方法は、コロッケ以外の揚げ物や天ぷらにも使えます。
【しなびたコロッケを復活させるリカバリー術】
1.霧吹きで水を両面に2回ずつ吹きかける
2.オーブントースターで5分加熱する
たった、これだけです。
水をかけたら、余計に衣がダメになるんじゃないかと思っちゃいますが、この水が復活する為のポイントとなります。
“なぜ、サクサクに復活するのか?”
霧吹きで水を吹きかけることで、衣にだけまんべんなく水分が付着します。この状態でオーブントースターにかけると、衣の水分が蒸発します。
水分が蒸発すると衣の中に細かな空洞ができます。この空洞がサクサクの元!この空洞が作られるので揚げ立てのようなサクサクが復活するわけです。
天ぷらがサクサクに復活するのも原理は同じです。
二度揚げせずにサクサクが戻るのはかなり嬉しいですね。しなびた揚げ物を食べる時はこのリカバリー術をお試し下さい。
この情報は、テレビ番組「あのニュースで得する人損する人」などで紹介された方法です。
カチカチになった砂糖をサラサラに戻すリカバリー術
容器に入れてあった砂糖がカチカチに固まってしまう事ありますよね?これは、砂糖に含まれる水分が蒸発した為に起こる現象です。
固まった砂糖をスプーン等で崩しながら使っても問題ないですが計量しにくいし、やはりサラサラの状態で使いたいものです。
そんな時に使えるリカバリー術、すぐサラサラになるわけではありませんがゴリゴリ削ることなく自然にサラサラに戻ります。その方法は・・
容器の中に食パンの切れ端を入れるです!
カチカチになった砂糖をサラサラに戻す時に使うのは食パンです。
固まった砂糖の上に食パンの切れ端(1/4枚くらい)を置くだけで、砂糖がサラサラの状態に戻っていきます。
冒頭で説明したように、カチカチになる原因は“水分の蒸発”です。これの逆の事、つまり適した水分を戻せば良いという事。
同じ容器に食パンを入れておくと、砂糖が食パンの水分を吸収!これにより、砂糖に適した水分量が復活しサラサラの状態になります。
砂糖がカチカチになってしまった時、ぜひお試し下さい。
【編集後記】
以上、料理のリカバリー術5選でした。最後の砂糖のリカバリー術は料理ではありませんが、砂糖は料理に使う物だし知っておいて損はないかなと思い5個目に入れました。け、決してネタが4個しかなくて無理矢理5個目に入れたってことは、な、無いですよ(笑)