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インフルエンザにかかりにくくする方法

「この差って何ですか?」の情報

『インフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人の差』
東京歯科大学 奥田克爾名誉教授


今年も猛威を奮っているインフルエンザですが
1年に2回かかったという人もいれば、全くかからない人もいます。
風邪・インフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人の差は何なのでしょう?

例外もありますが、かかりやすい人にはこんな特徴があります。

1.口の中を清潔にしていない人
2.よく鼻をほじる人

 
口の中を清潔していないのとインフルエンザにどんな関係があるのでしょうか?
実は、インフルエンザに感染する仕組みに関係します。

インフルエンザに感染した人がくしゃみや咳をしてウイルスが飛散
⇒そのウイルスが鼻や口から入り、上気道の粘膜に付着
これが第1ステップです。

この時、口の中の細菌が多いとインフルエンザウイルスのサポーターになります。
上気道の粘膜の奥にウイルスを押し込み、インフルエンザが発症します。

つまり、口の中の細菌が少なければウイルスが細胞内に入れなくなる為、
インフルエンザにかかるリスクが減少するというわけです。

“口の中を清潔にするには、歯磨きだけではダメ!”

口の中の歯が占める割合は約25%しかありません。
口の中の細菌んを減らすには、歯磨きだけではダメ、舌磨きも必要になります。

『正しい舌磨きのやり方』
佐藤歯科医院 佐藤二三江先生

歯磨きのついでに歯ブラシで舌を磨くという人もいるかもしれませんが
歯ブラシで舌を磨くのは、絶対に避けていただきたい事です。

舌には味蕾という味を感じる細胞があるのですが
歯ブラシで舌を磨くと、この味蕾が傷つき味を感じられなくなる恐れがあります。

“指サックのように指にガーゼを撒いて舌を拭く”

これが正しい舌磨きの方法です。
舌の表面は奥から前に向かって磨き、側面・裏面も磨きます。
さらに、歯茎や頬の裏、舌の奥も磨くと、より口の中の細菌を減らす事が出来ます。

『オエッっというのを止める方法』 

細菌が一番多いのは喉の奥なのですが、そこを磨くとえずく人も多いと思います。
このオエーッというえずきを抑える方法があります。

喉の下、鎖骨の間にあるくぼみを指で押しながら磨いて下さい。

ここを押しながら磨けば、オエッとなりにくくなります。

ガーゼを使った舌磨きの方法を紹介しましたが
ドラッグストア等で買える舌磨き専用ブラシでも舌を傷つけず磨く事が出来ます。

 

 舌を磨いた後は、マウスウォッシュ等の口の中を殺菌するものでうがいをする。
こうすれば、口の中の隅々まで清潔にする事が出来ます。




最後に2番目の“よく鼻をほじる人”
クセで無意識の内に鼻をほじってしまうという人は要注意!

インフルエンザが流行している時は、至る所にウイルスが付着しています。
ウイルスが付着した手で鼻をほじるという行為は
自らインフルエンザウイルスを体内に入れているようなものなのです。

インフルエンザが流行している時は、手洗いもしっかり行いましょう。

 


【編集後記】

2020年3月現在、新型コロナウイルスの蔓延で世界中が緊急事態になっています。

目に見えないウイルスを体内に入れないように予防しなければいけない。

これはインフルエンザもコロナウイルスも同じですね。

個人で出来る予防は「マスク」「手洗い」「うがい」「人混みは避ける」

あとはウイルスの蔓延が終息していくのを待つしかないのでしょうね。